【ネタばれ無し】の時点で有りなんだよね…口コミで評判の映画「カメラを止めるな」の感想

こんにちは! phantom(@phantom)です。

今回は、口コミで評判の映画「カメラを止めるな」を見てきたので、ざざっとその感想を書きます!

とりあえず結論から言うと、

1:まぁまぁ面白かった。

2:でも「ネタバレなしと言ってる時点で、ネタバレしてる問題」があるので、そこに関してはそんなに驚かなかったし、言いたいことがある。

3:みんなで一つの物を作るってステキだな♥

って感じです!

以下、ネタバレはしませんが、ネタバレに関することを書くことになりそうなので、映画を未見なら読まないことをおすすめします。

「カメラを止めるな」を見る前段階の感想

この「カメラを止めるな」の映画についてですが、まず僕が知った経緯から、簡単に記していきますね。

西野亮廣さんのオンラインサロンに入って、広島の講演会に参加したときのことです。

評判の西野亮廣さんのオンラインサロンに入会した結果……

2018.08.30

メンバーの方から、「カメラを止めるな」という映画があって、著作権問題が云々~というお話しを伺いました。(著作権の話には興味がないので、ここでは触れません。)

その時の話の本題は「カメラを止めるな」ではなかったので、この段階では「へー、そんな映画が話題なんだー」くらいの認識でした。

ちなみに僕は、最近は映画を見ることをしていませんが、前はまぁまぁ見ていましたので、タイトルだけは記憶に残っていた、って感じです。

あって嬉しい♪宇多丸さんの映画批評

出典:https://www.tbsradio.jp/271737

んで、ふと「宇多丸さんのラジオで、この映画評やったのかなー?」と調べてみたんですね。そしたら、ありました! ガチャで当たってたんですね!

僕、宇多丸さんの映画評が好きなんですよ。最近はおっかけて聞いてないですけど(笑)

で、この映画評を聞いていたら「あ、これは劇場で見に行きたいな」って感情になったんですね。宇多丸さんって、人を劇場に運ばせる熱量を持った批評をするんですよ。好きだなぁ。

ちょっと冒頭部分だけ、引用しますね。実際に、ラジオを聞いた方が面白いですよ!

「映画を見ている時の感情の流れだけを抽象的にお伝えする」という新方式でお送りします。

まず最初はね、「ああ、なるほどな……ああ、まあ、なるほどね。そういうアイデアね……はいはいはい。わかります。まあまあまあ、がんばっているんじゃん? そういうアイデアにしては、がんばっているんじゃん?

……ん、ん? ああ、ちょっとこれ上手く行ってないのか? ん? やっぱりここは素人くさいのかな? うん?っていうか、おかしくない? これ、ちょっとやっぱりおかしい……ん? っていうか、がんばっているのはわかるけど、これは明らかにちょっと、なんかの仕掛けか? これ、ひょっとしたら。明らかになんかおかしいだろ? 面白いけどさ……

ああーっ! そう来る? あ、そういう話! “そっち”のジャンルだったんだ! なんかいま俺、猛烈にワクワクしてるし、すんげー面白いんじゃないの、これ!? ひょっとしたら……ああ、なるほどね。ああ、そういうことだったんだ。いや、しかし……あっ、なんかでもこれ、大変なことになってきたぞ、おい。大変ですぞ、これは。

そして、そしてそして……実際に序盤にあった“アレ”が始まってみると……うわーっ、最悪! そして最高だーっ! うーん、だけどこれはさすがに……おい、ちょっとこれ、さすがにマジの大ピンチじゃない? これ、マジの大ピンチじゃん。これ、大丈夫? 大丈夫? 大丈夫? 最後の“アレ”、じゃあ一体どうやってアレをやったんだ?……って、そ、そんなアホなーっ!? お前ら、がんばれーっ!……ってオレ、なんでいま大号泣してるんだろう。ありがとう、本当に面白い映画を……!!(拍手)」

この「感情の流れ」をめっちゃ面白そうに宇多丸さんが話すもんだから、途中で「これやばい、ちょっと聴くのをやめよう。てかこれ、見に行くしかないでしょ!? で、見た後に批評を聞くのが楽しみやで!」って感じになったわけですよ。

こういう風に、「映画を見て、さらに宇多丸さんの映画評を聞くのがセットになって楽しい」んですよね。

「ネタバレなしが、すでにネタバレになってる問題」について

でね、実際に「カメラを止めるな」を見ての感想なんですけど、まぁまぁ面白かったです。

んで、この映画自体の出来とは関係ないところでの感想をいいます。この映画そのものに、罪はないです。

それは「ネタバレなしってフレーズが、すでにネタバレになってる問題」です。

どういうことかというと、「あ、なるほど、ネタバレなしって言ってるってことは、そっち系の映画なんだね?」って自動的に思っちゃう、ってことなんですよ。

僕の映画史上、もっとも苦い体験をした作品(笑)

例えば、もう映画の名前を出しちゃいますけど、「シックスセンス」って映画がありますよね。

これ、僕の実体験なんですけど、映画雑誌を見ていたら、新作映画シックスセンスの紹介文に「ラストに誰も予想しえない衝撃が!」なんて書いてあったんですよ。

そんなこと書いてあったら、予想するじゃん?

でね、映画の設定くらいは書いてあるわけですよ。そしたらさ、「この設定で衝撃のラストになるということは、こういうオチかな?」って連想したくなるじゃん?

でね、僕はオチを予想してしまったんですよ。この映画を見る前に。

もうね、ぞっとしました。

これは、凄いアイデアだ!!!!! と鳥肌もんでした。

この時点では、当然この予想があってるのか、あってないのか分かりません。けど、もし当たっていたら、この本を書いた人は天才だ! と思いました。

もし予想が外れていたら、このアイデアは僕のものにしようと思ったくらいです(笑)

で、実際に映画を見に行ったけど、超つまんなかった。

もうね、ただの確認作業でした。僕の「予想通りのこと」がスクリーン上で起こっているので、途中から違う意味で不安になりました。

「頼む、間違っていてくれ! 違う予想でビックリさせてくれ!」と映画を観ながら両手を合わせて懇願していました。

しかし、残念なことに、その予想が的中。みんながビックリ楽しんでいるなか、ひとり楽しめなくて僕の心はズタボロでした。

もう二度と映画雑誌を読むまい、と誓いました。

苦い苦い思い出です。ゴーヤくらい苦いです。

本気なら「ネタバレ禁止」って言っちゃダメなの!

だから、「ネタバレ禁止」なのは分かるんですけど、その単語を聞いた時点で、もう映画の構造のことを考えざるを得ないんですよ。たぶん、このことは脳科学的に説明がつくはずです。

だから「考えるお前が悪い」なんて意見は、スマンが受け入れられぬ(笑)

つまり「ネタバレしたらだめ」とか「まっさらな状態で見て」っていうのは、もうその時点で半分ネタバレしてしまってるんですよ。

だからさ、本気でネタバレ禁止だって思うなら、その単語を言っちゃダメなの!!!

相手のことを考えて、そういう情報をシェアするのはすごくわかるよ? わかるんだけど、それ言ったらネタを言ってるも同然なんですよ。それ聞いた時点で、もうフラットじゃないんですよ。思考がジャンプするわけですから。

それは宇多丸さんの批評に出てくる「構造」という単語一つをとっても、同じことです。

実際に、僕は「カメラを止めるな」の映画情報を「ゾンビ映画らしい。ネタバレ禁止の映画らしい。」っていうことだけ知ってました。これしか情報は入れてません。他は一切入れないで見に行きました。

それでも、観ながら、どうしても構造を考えざるをえなかった……(笑)

具体的にいうと、見てるときの感情の動きは、こうでした。

「なるほど、こういう入り方ね。ということは、これはおそらくこういうことだよね? あ、やっぱりそうだ。あれ? これはどうなってるんだ? てことは、こういうことかな? ああ、やっぱりね」

って感じなんですよ。

つまり、「シックスセンス」と一緒なんです。そこに驚きはなく、思考が先回りしてしまった。

でもね、「じゃあ、映画自体がつまんないのか?」というと、決してそんなことはなかったですよ。みんなが力を合わせるってすてきだなー♥って思いましたよwww(なにその感想)

あと、エンドロールが楽しかったですよ!

まとめ

と、ここまで好き放題に書いてきましたが、「ネタバレ禁止」って情報がシェアされるから話題になって、この映画の存在を知ることができて、見に行くことができたわけなので、ヤイノヤイノいいつつも仕方ないなって思います。

ちなみに、広島の横川という地区にある映画館に見に行ったんですが、いい感じの熱気でしたよ!

小さい映画館で1日1回上映に、たくさん人が集まって満席!

こういうの、いいですね!

パワーがある作品なのは間違いないです! 見終わった後、宇多丸さんのラジオを聴くのが楽しいです!(笑)

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