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レビュー

【緊急重版】Twitterで話題の天狗にさらわれた子供の証言本のマーケティングにやられたw

こんにちは! じいこす(@じいこす)です。

今日、とある本を探しに本屋に行ったんですよ。それが岩波文庫の本だったんですよね。

そんで、岩波文庫の棚を探していると、何やら面白そうな本があるのを発見しました! それが「仙境異聞・勝五郎再生記聞」という本です。

で、なんと僕は目的の本ではなく、この本を買ってしまいましたー!(笑)

まぁ、こういうこともあっていいじゃないか。(言い訳)

岩波文庫のマーケティングを考察する

僕もWEBでマーケッターをしているものですから、自分の行動を俯瞰(ふかん)して眺めることがあるんですよ。

「どうして自分は、こういう行動をとったのかなぁ?」って、自分なりに分析を行ってみるんですね。

で、今回は岩波文庫のマーケティングに、まんまと乗せられてしまったわけですよ。

あ、いま「マーケティング」って難しそうな言葉を使いましたけど、いやいやいや。この言葉って、そんな大した意味じゃないんです。

単に、「人が物を購入する」っていうことが、マーケティングなんです。

「僕はこの本を買ったわけだけど、じゃあ岩波文庫は僕に対して、どんなマーケティングを行ったんだろう?」

そんなことを、本屋でふっと考えました(笑)

岩波文庫と本屋のマーケティング

このマーケティングは、岩波文庫と本屋がタッグを組んで行っています。って、それは当たり前か(笑)

まず、プラカード。これで注目をひいています。このプラカードが無かったら、僕はこの本の存在に気付いていませんでした。

ここから分かることは、「どんなに内容が魅力的でも、気づいてもらえなければ意味がない」ってことです。

「いかにして興味を惹くか?」

これって、当たり前だけど、超・重要ですね。WEBなら記事タイトルや写真などに当たるでしょう。

もちろん、平積み(っていうの?)で表紙を見せるように配置して、視界に入る面積を拡大しています。こうやってマインドシェアを奪っているんですね。

あと何気に、となりに同じく話題の「君たちはどう生きるか」を置いているのもヤラしいですね(笑) あわよくば、2冊買いを狙っているんだな!?

もう一度いいますけど、このプラカードが存在しなければ、僕にとってこの本は存在しませんでした。だから、このプラカードがめっちゃ重要ってことですね。

Twitterで話題に!&重版出来

次に、プラカードの内容です。上手いですねー!

「ツイッターで話題に!」と言われれば、「そんなに話題になっているとは、よほど興味深い内容なんだろうな」と、ユーザーは勝手に思い込みます。

面白いのは、Twitterで話題になっている事実をユーザーは知らなくても、これで一発で信用してしまうってことです。Twitterに対する信頼残高が高いってことですね。

「重版出来!」というのもキャッチーなコピーですよね。「いま、みんなが感心を持っているから、重版しているんだな=面白いんだな」という連想をしますよね。

ここまでで、かなり内容に期待できますよねー!

そして、メインコピーの「天狗にさらわれた子どもの証言!?」これに僕は、グッときました!!

そもそも「天狗」っていうのが強い単語ですし、しかもその後に「証言」と続きます。天狗は想像上の存在で、証言は事実の体験のことです。

つまり「想像」と「事実」は、正反対の言葉なのです。その相反する単語が一つのコピーの中に入っているから、ギャップによる強いインパクトを生み出しているんですね。

って、なんかエラそうに難しいことを言ってみたけど、異世界の話って、めちゃ面白そうじゃないですか!(おい)

僕なんて「ヴォイニッチ手稿」とか「Re:ゼロから始める異世界生活」とか、そういう不思議な異世界っぽい話が好きなんで、もう心をググーってわしづかみにされましたよw

ヴォイニッチ手稿

1912年にイタリアで発見された古文書(写本)。未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれていることが特徴である。

ウィキペディアより

Re:ゼロから始める異世界生活

コンビニ帰りに突然異世界に放り込まれて、死んだら元に戻るタイプリープを何度も繰り返すキラークイーン(JOJO4部)な小説・アニメ。レムが可愛い。(なんだこの説明?)

ふらふらと購入してしまう

ちょっと話題が異世界に行ってしまいましたが、そんな面白そうな本なのです。だから、思わず手に取ってしまいます。

「江戸時代後期の国学者・平田篤胤(あつたね)が少年・寅吉から聞き取った異界についての詳細な証言録。寅吉の見た世界とは……」

なんてワクワクするボディーコピーが書かれてます!

「文政3年、浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉。幼い頃山人(天狗)に連れ去られ、そのもとで生活・修行していたという。この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸き、知識人らが連日質問を浴びせかける。彼らへの応答から次第に構成されてゆく「異界」のすがた。江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成的な記録。」と書いてあります。

なんて面白そうなんだ!(笑)

・この寅吉って、嘘つきなの? ほんとのこと言ってるの!?

・当時の人は、どんなことを質問したの!?

・平田篤胤って、名前くらいしか聞いたことなかったけど、こんなことやってる人だったの?

・てか、これ実話なんだ!? めちゃSFじゃん! 雑誌ムーかよ!←

てな感じで、興味深々です!!

あ、ビニールカバーで中が読めない……。おのれ岩波文庫め。

価格を確認したら、1070円+税。

おいおい、文庫だから600円くらいかと思ってたよ。ずいぶんと強気だな、岩波文庫さんよ?

ううむ(悩んでいる)

ううむ……(レジ前)

ううむ……。

てか、買うわ!(笑)

と、そんな感じで岩波文庫のマーケティングによって、まんまと目的の本ではなく「仙境異聞・勝五郎再生記聞」を買ってしまいました(笑)

読んだら、また内容の感想を書きますー!(目的の本は、売り切れだったの♪)

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